相手をうつす
相手を受け入れたい心は自然とにじみ出ると思う。
私は、受け入れたい相手をよく自分にうつしてしまっている。
それは、趣味や好きなものだったり、言いまわしだったり、口ぐせだったり、時には方言も。
一時期は付き合っていた人が強烈な久留米弁だったので私もすっかりうつっていた。
その時相手は、「自分の土地の方言があるのになぜだ?あんたにはアイデンティティはないのか?」と疑問視されていた。
私の叔母は旦那さんが福岡の人で福岡に嫁いでいる。今ではすっかり博多弁。そんな叔母を見ていたので「わかんないよ。だって強烈なんだもん。うつっちゃうよ…」と思っていた。
今考えてみると多分“いっしょ”でいたい事の現れなんだと思う。
性格は全く違っていたし、共通項を求めていたのではないかと。
(同じ言葉を使うことで心地よい=ストレスが軽減するという事もあっただろう)
長年連れ添った夫婦やカップルがなんだか似てくるというのは、お互いがお互いを少しずつゆずり合ったり受け入れたりした結果なんじゃないかなぁと思った。
もちろん全て似ることはないだろうし、むしろ真逆でうまくいっているカップルもいる。補い合っているというか。
Sons and Daughtersという歌がある。
楽しい時にも、
寂しい時にも、
うつしてほしいな。
一緒に風邪をひくように。
誰にもあるけど、
誰にもないような…
い~の~ちぃ~のうーみにぃ~♪
はっ、すみません。
歌ってしまいました。
(台無し)
とにかく大好きな人といろんな事を共感したいという思いは自然なこと。
きっといろんな人との共感が積み重なって「わたし」ができていくのだと思う。
(これについてはまた別で書きたいと思っている)
風薫、海航、空翔~♪
(ノリノリ)